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荒川区は東京の中でも比較的おとなしい区なのかも知れません。東京浪漫劇場的には浪漫の宝庫と云っても過言ではない区と云えるのですが...。それはさておき、荒川区立荒川ふるさと文化館を今回は御紹介しましょう。 はっきり申し上げて此処は遠方から来るには(地元の方でなければ)不便な場所にあります。なので、下記のデータには「交通」を設けてみたのですが、果たしてお解りになるかどうか。国道4号線から一本通りを入ったところで、傍には素盞雄神社があります。区立南千住図書館を併設しており、二階が図書館、一階がふるさと文化館と郷土学習室となっています。 入口から出口に向かって歴史が新しくなっていく構成で、ジオラマや映像、人形や模型を使った展示が展開されていきます。その中で、なんと云ってもここの一番のみものは昭和41年頃の汐入地区の暮らしと景観をそのまま再現した最後のエリア。このような体感型の展示はあらゆる資料館で行われていますが、ここのはレベルが高いです。時間の経過によって空の色が変化したり、路地で遊ぶ子供の声が「じゃあまたなー」と云うと徐々に街燈が点き始め、夕餉仕度の音に混じってナイター中継が流れたりというこだわりぶり。家の中のテレビまで時間の経過で点いたり消えたりするのです。このリアルな再現展示は是非一度体感していただきたいと思います。昭和41年というと当劇場の趣旨からは若干外れるのですが、これには一寸感動しました。 それに今時¥100という観覧料も魅力。親子で訪れても愉しいかもしれません。 館内は基本的に人出も少なく、荒川区の歴史に関心のある方には心おきなくじっくりと見学できる静かな環境となっています。規模は小さいですが、お薦めしたい資料館です。 |
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