| 東京浪漫劇場 > インデックス > 東京湯屋巡礼 > 第二回・春日湯[上十条] |
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★岩風呂を備えた味わい深い銭湯 十条と王子、赤羽を結ぶ国際興業バスのルートにもなっている、都道455号線沿いにあるのが、今回取り上げる春日湯。 この通り沿いには、このほかにもいくつかの銭湯が点在する。 さて、ここ春日湯は、入る前から「ここは是非入ってみたい!」と思わせる外観をしていた。というのはごく個人的な感想であるが、とにかく外壁の黒ずみ具合、暖簾の感じなどには、旧めかしい雰囲気の内観を期待させるものがあった。 そんな期待を胸に、いざ中へ。下足箱の錠は、松竹・さくらが優勢のなか、やや珍しい「カナリア錠」。 脱衣場は期待を裏切ることなく、旧いながらもきれいに磨かれた木の色が印象的であった。天井は、神社仏閣などに用いられている折り上げ格天井。ロッカーも旧いものなのか、横長の大きなタイプだが、ロッカー自体の数は少なく、乱れ籠を使用する人が多いようだ。それにしてもこの脱衣場の雰囲気はいい。 浴室に入ると、うってかわって明るい黄色や黄緑色が目に飛び込んできた。貼られているタイルから桶、椅子に至るまで、70年代の台所雑貨を彷彿とさせるようなカラーリング。 さらに、そんな浴室の突き当たりにある浴槽には、ごつごつした黒っぽい岩が配され、岩風呂の趣を堪能することができる。が、70年代の台所雑貨色との組み合わせは、少々異様といえば異様である。 個人的に残念だったのは、脱衣場のドライヤーにおかま型のものがないことと、シャワーの水圧とジェットバスの勢いが今ひとつ弱かったこと。 反対に、特筆すべき点はトイレに備えられている流し。旧いものが好きにはちょっとした感動ものかもしれない。また、脱衣場にはセルフサービスで利用できるウォータークーラーがあり、風呂上がりの利用客に喜ばれている。 |
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